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今回Waymo特集配信の記事

2024年1月5日

最終更新日2024年6月13日

Waymo 商用サービス開始に伴う特集(25)

前回Waymo特集配信までの経緯

Waymo News特集シリーズは 2018年 11月 13日 Waymo Self-driving Vehicleの AZ州Phoenixでの実用化設営開始アナウンス以降の初期市場動向に焦点を当てている 。

・2018年 12月 5日『 Waymo One: Self-drivingの旅へ 次のステップ』と商用サービス開始。2020年 12月 23日 Driverless Ride ServiceをPhoenix郊外一般市民対象に開始。

・2019年 7月 2日 Waymoは、San Francisco湾岸 Mountain Viewと近郊 5都市で商用実用化設営の加 州公益事業委員会認可を取得、従業員とゲスト送迎開始と発表 (課金なし ) 等々。

・(特集 1)2018年 2月 9日号~ ~(特集 24)2023年 1月 31日号 まで、5年間 /延 べ 165件既報 。

Waymo’s fully autonomous Chrysler Pacifica hybrid minivan at a crosswalk in Metro Phoenix.
ソース:https://waymo.com/media-resources/

今回Waymo特集配信の概況と特記事項

(1) 2023年 3月 22日 Waymoは『 Waymoの信頼し得る安全性アセスメント: Waymo’s Case Credibility Assessment CCA』 を発表した:

・安全に対する信頼性の高いアプローチ: Waymo CCAは、論証を体系的かつ強固に構成する為のもので、 AVコミュニティと初めて共有する Waymoの考え方の差別化要素である。

・規制当局や標準化団体の支援による Waymoの枠組みが Autonomous Mobility産業の Safety Caseに基づくアプローチの完全な採用に貢献で きると期待しているとアナウンスした。

・ CCAは、安全性に関する主張の信頼性と証拠の信頼性という 2本柱で構成され、実施時の信頼性チェックにより強化される。 Waymoが 継続的に進化させている安全手法と同様に、 Waymo Safety Caseの枠組みも継続的に進化する。 Full Autonomyの恩恵を多くの人々が受け得 るため、 Waymo AVの安全性の議論を可能とする情報共有を約束する。

(2) 今回 20023年 2月~ 5月に於ける Waymoの着実なビジネス展開強化・伸長 4件:

・ 2023年 2月 16日 Waymoは Los Angelesでサービス開始準備として試走開始。

・ 2023年 3月 30日 Waymo One, Pacifica Minivanを順次 Jaguar I-Paceに置換 え、 完全 EV化を目標、 White House EV Acceleration Challengeに 参加 を 表明。

・2023年 5月 8日 Waymo Blogで、 Waymo One Ride-hailing Serviceの Phoenix, San Franciscoのサービス域を拡大、多くの人々に解放 。3番目の主要都市 LAで Rider Onlyサービスを開始予定と 、 着実な Waymoの改善、ビジネス伸長、利便性を訴求した。

・2023年 5月 23日 Waymoと Uberは Phoenixで旅客・配送の多年度戦略パートナを結ぶ。

(3) 2023年 2 5月 Waymoが直面した公道上課題 5件の対策・努力の特徴:車外交通との HMI

・2023年 2月 17日 緊急車両が道を塞いでいたので Waymoはバックして経路を変更。

・2023年 3月 San Francisco Rider Only Waymo Serviceの特異な挙動 5件:特定行止り箇所に迷い込みのケース、左折する Waymo車と直進車の微妙な譲り合い等 (善し悪し特徴的挙動 )。

・2023年 3月 24日 Waymoハラスメントや襲撃対策: Phoenixで Waymoがガキに襲われ対処。

・2023年 4月 11日 Waymo, 霧のためか早朝住宅地の一箇所に 5台立ち往生。

・2023年 5月 24日 Waymoの降車を安全にする Safe Exit機能、等。

今回配信の目次

  • ハイライト
  • 重要News
  • 参考News

前回配信の記事

2024年1月4日

最終更新日2024年4月30日

Cruise特集号

過去配信までのCruise特集の経緯

・Cruise特集号は Cruise記事が多くなった 2021年末〜 2022年の初めにかけて⼀度『 2022 年 3 ⽉ 1 ⽇号:GM/Cruise と連邦・加州政府動向特集』として 16件を報告。

・また、 2022年 8⽉ 5⽇号でも、 Cruiseと連邦・加州政府関連動向特集 (2021年 4⽉ 29⽇〜 8⽉ 4⽇ )とした。その後、⼀般AV News配信に含めて Cruise関連も若⼲配信した。

・然し Cruise/GMの AVに関する活動も News配信も多く、今回 3度⽬の特集とした。特集とすれば、 Cruiseの動きの傾向が⾒られるが、個々に速報が良いか、 Mobileye, Zoox, Nuro等も増加の中での、対象と量の選択を⾏いながらそのときどきの選択としたい。

本配信のCruise特集号の概況と特記事項

2022年 9⽉ 12⽇〜 2023年 2⽉ 7⽇の 8件 :ハイライト 1, 重要 4, 参考 3を採択 :以下概要

(1) 2023年 2⽉ 3⽇ CA DMVは Cruiseと Zooxのハンドルがない専⽤ Robotaxiの公道テストを許可

下図 左: Cruise Origin

下図 右: Zoox/Amazon (Foster

・Cruise CEO Kyle Vogtは 2023年 2月 3日 Twitterで 『昨年 11月申請の Originが CA DMVから公道テスト許可を得た。これは、 Cruiseの大きな一歩だ。 Cruiseは規制当局と協力してこの驚異的米国製車両の実用化設営を行う』と発表した。テスト地域は San Franciscoである。

・Originは Cruiseの Robotaxi専用車 (右写真の左側 )でハンドルやペダル類がないので Safety Driverが居ない走行となるので Originには従来の人間ドライバが運転する車両に必要な制御システムや外部ミラーがなく、 FMVSSの 適用除外申請中で、承認 待ちである。

・Zoox/Amazonについては、本文参照下さい。

(2) 2023年 2月 7日 AVIA (Autonomous Vehicle Industry Associationについて は本文注記参照 ) はメンバ企業 Cruiseにスポットを当て、最新企業活動 や 、 Michiganで の Cruise Originの製造計画、 挑戦、優先など 、 インタビュー で 公開した 。

(3) 2022年 12月 24日 GMは Super Cruise装備車を 4万台以上製造したと発表 。

(4) 2022年 12月 20日 Cruise, Austin, TXと Chandler, AZで 少数 Robo-taxi課金サービスを開始 。

(5) 2022年 9月 23日 Cruiseは Chip(半導体 )コストの高騰に直面し Chipを自社開発した 、 等 。

今回配信の目次

  • ハイライト
  • 重要News
  • 参考News